5月15日は、SAKESHOP福光屋丸の内店にて、「醗酵食講座 煎り酒編」を開催します。ご予約をいただいたお客様に、試食をしていただくための煎り酒をたくさん仕込みます。店内は、カツオと梅の良い香りが漂っています。
煎り酒はご存知でしょうか?日本酒と梅干し、カツオ節を加えて煮詰めた調味料です。江戸初期には、まだお醤油が一般的でなく、料理屋さんでは手作りの煎り酒を仕込んでいました。時代小説によく登場するのですが、お店によってレシピが違ったようですね。お醤油以前は、とても上品な味付けだったのではないかなと思います。お醤油のようなインパクトは無いですが、出汁が効いていて酸味もあり、シンプルな和食に良く合うと思います。
昔の暮らしに思いをはせる、そんなノスタルジックな調味料ですが、今となっては逆に新鮮で面白い。
使い方も、出来るだけたくさんご提案できるように用意をしています。
今日も暑いですし、そんな季節にぴったりの煎り酒をお楽しみいただけたらよいなと思います!